紹介

ファンを購入してみた

MarsHydroの6インチファンのコンボセットを導入しました。今回は導入に当たって知ったCFMの計算も含めて紹介します。

3dプリンタで吸気口を作ってみました。改善の余地あり

ファンを購入した経緯

うちの育成テントは120cm×120cm×200cmの大きさで、寝室に設置しています。LEDライトがとてもまぶしいため、テントを締め切ることが多かったのですが、それだと植物に良くないと感じました。そこで適切な換気を確保するために換気用のファンを導入することにしました。

外にパキポ達を出したので実生のモンソニアを置いています

現在のセッティングは、吸気→ダクト→フィルターという流れです。本当はLedをもう少し低くすればフィルターも内部に置けたんですが、今の配置だと音が結構出てしまうため、サイレンサー代わりにフィルターを出口に置いてみました。色々配置については難儀しましたが、現状これが一番良いかなと思ってます。

フィルターは外に置きました

CFMについて

CFMは1分間にどれだけの空気を移動させるかを示す単位で、育成環境の換気効率を測るのに使われるそうです。適切なCFMを確保することでテント内の温度や湿度をコントロールし、植物の健康を維持することができるとの事。

CFMの計算手順(計算は面倒くさかったので最近はやりのChatGPTに計算してもらいました)

1. テントの体積を計算

テントのサイズ: 120cm x 120cm x 200cm

体積: 1.2m x 1.2m x 2m = 2.88立方メートル

立方フィートに換算: 2.88立方メートル x 35.315 = 約101.6立方フィート

2. 空気交換回数を決定

一般的な推奨空気交換回数: 1時間に3回

3. 必要な基本CFMを計算

必要なCFM: テントの体積(立方フィート) x 空気交換回数 ÷ 60

計算: 101.6立方フィート x 3 ÷ 60 = 約5.08 CFM

4. LEDライトの追加CFMを考慮

LEDライトの合計ワット数: SP3000とTSL2000、合計600W

追加CFMの計算: 600W x 3 = 180 CFM

5. フィルターとダクトの抵抗を考慮

フィルターの抵抗増加: 20%増やす

ダクトの折れ曲がり: 10%増やす

調整後のCFM: (基本CFM + 追加CFM) x 1.2 x 1.1

計算: (5.08 + 180) x 1.2 x 1.1 ≈ 244 CFM

幸い今使っているMarsHydroの6インチファンは最大400CFMまでいけるので、十分な風量が確保できています。これでテント内の空気の循環はバッチリです。

現在のセッティングで換気は問題ないので、このまま様子を見つつ、3Dプリントの蓋をもう少し改良していこうと思います。

Marshydroについてちょっと思うこと

国内発送で配送はめちゃくちゃ早いです。注文して大体二日、三日で来ます。商品の梱包もかなりしっかりしていて、壊れてたって事もないですし、長いことやってるメーカーなだけあって、品質と性能も良いと思います。

商品については何も問題ないし、満足しているのですが、それ以外の事で色々思うことがあるので書いてみます。

大体の製品に共通するんですが、説明書が全くないです。今回買ったファンも同様で、簡単なペライチの紙が付いているだけ。iPhoneの説明書と同じレベルで、使い方がわからないパーツが多くて、かなり不親切です。結局、海外のレビュー動画を見ながらセッティングしました。

公式のアプリで遠隔操作ができるんですが、Google Playストアには配信されていませんでした。公式サイトのQRコードを読み込んでも「ありません」と表示されてしまうのは困りました。(アンドロイドを使っているので、iPhoneの方は調べていません。もしかしたらそちらにはあるかもしれません)

僕は自己責任で他のサイトからアプリをダウンロードして使っていますが、心配な人はやめるか、自己責任で探してインストールしてください。こういった点ももう少し気をつけてほしいです。せっかくいい商品なのに、細かいところが残念です。

この手の商品は、日本語の情報があまり見つからないんですよね。海外製品なので仕方ない部分もありますが、基本的には英語で調べて、翻訳しながら試行錯誤しています。これ自体は楽しいんですが、やっぱり煩わしいと感じることもあります。安くない製品なので、そのあたりももう少し力を入れてもらえると嬉しいです。

なぜかグーグルのアプリストアにない公式アプリ

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